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法人の決算申告の流れと必要書類について

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決算とは、企業の1年間の収益や費用、資産、負債を計算して、損益や財産の状況を確定させ、外部に公表する資料を作成することです。

この記事では、決算書類の種類と決算の流れについて解説します。

■決算書類の種類
決算書類の作成とは、税務官公署に提出する申告書等の作成することを指します。
次に、決算書類の種類について説明します。月次業務には、伝票等の整理、試算表の作成、総勘定元帳などの作成が必要です。年次業務には、個人事業等の決算書の作成、所得税・消費税の確定申告書の作成・申告、法人の決算書の作成、法人税・消費税・地方税の確定申告書の作成・申告などが必要となります。

■決算書類作成の流れ
次に決算書類の作成の流れを説明します。

法人の決算業務は、主に以下のような流れで行います。

1. 日常の取引記録を記載した帳簿を作成
2. 勘定科目ごとに集計を行った総勘定元帳を作成
3. 総勘定元帳の期末時点の残高を残高試算表に集計
4. 残高試算表から賃借対照表と損益計算表を作成
5. 期末修正仕訳を計上し最終の賃借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書を作成

この決算書は、少なくとも決算日から2か月以内に作成しなければなりません。
また、法人税の申告期限は、決算終了の日から2カ月以内と決められており、その期限を過ぎて申告してしまうと、加算税などを支払わなければならなくなってしまうため、注意が必要です。

このように、決算書類の作成には、多数やらなければならないことがあります。法人決算は自分で行うことも法律上は可能です。しかし、難しいルールも多く、個人だけで作成することは現実には難しいです。それだけでなく、個人で法人決算を行った場合には、本来行えた節税対策などに気づかず、損をしてしまうといったことも起こりえます。そのため、決算書類の作成には、税理士の手助けがあるとよいです。

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